機能の問題(回答)



Answer1
■Q1 半角でω、εなどを入力する方法
■A1 数式エディタにギリシャ文字も用意してあります。これはパス化されるので、英語版等で開いても文字化けせずに表示されます。

 

 

Answer2
■Q2 記号に線が貫かない「白抜き」の記号を探しているのですが
■A2 白抜きの記号は、「DeltaGraph組み込み記号」を選んで頂き、記号一覧から一番下の行が「白抜き」の記号となっております。

ただ、この白抜きを選んでOKを押しても、何も表示されない場合があります。その場合には、もう一度同じことを繰り返してみてください。記号の方が現れるようになります。

 

Answer3
■Q3 WindowsXP、OfficeXPには対応しているのですか?
■A3 5.0.1でも、WindowsXPの方には対応しておりません。ただ、弊社のサポート用マシンでWindowsXP上で動かす分には、インターフェース的に多少の使いにくさはあるものの、機能的には問題はありません。ただWindowsXPはサポート外です。WindowsXP上でお使いになるときにはお客様の責任の上にてご使用ください。

また、OfficeXPとは完全対応しておりません。今回連携を取ったのはOffice2000との間との事です。

 

 

Answer4
■Q4 データビューに書き込める行の制限はいくつですか?
■A4 データビューシート1枚につき、32767セルとなります。つまり、3列ですと10920行と言う形になります。

 

Answer5
■Q5 図形、グラフの透明化はどうすればいいのですか?またハッチの透明化は?
■A5 図形、グラフに関しては、オブジェクトを選択して、右のツールボックスから「塗りのパターン」(アイコンがハッチになっているものです)にて、「パターンなし」を選ぶと、透明化されます。ただし、ハッチの白い部分を透明化することはできません。

 

Answer6
■Q6 作成されるグラフを、デフォルトで全て黒い線にする方法は?
■A6 「編集」メニューから「カラーパレット」を選びます。基本色を見ると、「データシリーズ」の部分が青、赤、緑と下から順に並んでるのが分かります。その色を全て黒にし、「保存」ボタンを押し、ファイルとして保存します。

そうしますと、次回からそのファイルを呼び出せば、全てのグラフの線は黒で表示されることになります。

もちろん、黒だけでなく、背景の色に合わせてこのデータシリーズの色をいろんな色に変更することも可能です。

 

 

Answer7
■Q7 QuickTime5は対応してないとReadMeにありますが
■A7 申し訳ございません。これはReadMeの方のミスとなります。開発元でも試されましたが、DeltaGraph5とQuickTime5が混在したマシン上でも、特に問題は生じません。ですので、QuickTimeのバージョンを上げられても、マシンや、ソフトの機能には影響は及ぼしません。

 

 

 

Answer8
■Q8 軸ブレークで波線がでてきませんが
■A8 これは対応ミスです。この軸ブレークでは「直線」「波線」「斜線」がありますが、「直線」と「波線」の対応が逆のようです。よって、波線を選ぶときは「直線」の方を、直線の方を選ぶときは「波線」の方を選ぶようにしてください。

 

 

 

Answer9
■Q9 曲線の当てはめの線が原点を通らない
■A9 「全範囲」と「始点から終点」の対応が逆になっています。全部の範囲に線を入れたければ「始点から終点」を選び、点の間だけに線を入れたい場合は「全範囲」を選んでください。また仕様として、デフォルトでついていた「原点を通す」というチェックが外されました。

 

 

 

Answer10
■Q10 コピー&ペーストでデータが移動されない
■A10 データを移行するには、データのエクスポートを使用してください。また、Excelへ移動するのであれば、コピー&ペーストでもデータを移動することもできます。

 

 

 

Answer11
■Q11 DG4のように背景を全て塗りつぶしする機能がない。
■A11 白い枠内と同じ大きさの四角を作成し、その部分をベタ塗りをして背景として適用してください。

 

 

 

Answer12
■Q12 表グラフで日付データが数字で表示される
■A12 これはDeltaGraph5の不具合です。この方法を回避するには、

1.数字部分で表示されているところをクリックしてください。
2.右クリックのメニューから「書式表」を選択します。
3.表示された「データ」タブ内から、「日付/時間」をチェックしてください。

OKを押すと、そのセルは日付として認識されます。上記の方法で回避してください。

 

 

Answer13
■Q13 軸ブレークの値を変更しても、グラフの値が変更されない
■A13 データを入力し、そこからグラフギャラリーで作成されたグラフの「軸ブレーク」は、正常に働きません。

そこで、以下の方法にてお試しください。
1.データを選択せずに、グラフギャラリーから使用したいグラフを選択し、右下の「サンプルデータを使用」にチェックを入れます。
2.グラフが描かれたあと、そのグラフを選択し、「軸ブレーク使用」にチェックを入れます。
3.またグラフを選択し、「グラフ」−「データの更新」を選び、データをサンプルデータがあるところから、実測データのあるシートに選択しなおします。
4.設定し終わったあと、軸ブレークの範囲などを変更させます。

以下の方法でお試しください。

 

 

Answer14
■Q14 軸交換を行うと、範囲指定ができなくなる
■A14 グラフを作成し、軸設定で「軸交換」にチェックを入れた後、軸スケールの最大、最小の値を変更すると、エラーが発生します。これはDeltaGraph5の不具合です。

対処方法としては、DeltaGraph4にて軸交換、範囲指定をして頂く方法になります。

 

 

Answer15
■Q15 上付き、下付きの作り方は?
■A15 10の2乗というのを10と表示したいときの例を示します。

1、「挿入」ー「数式」を選びます。
2、点線で囲まれた枠の中にカーソルが点滅しているので、そこに「102」と入力します。
3、マウスで「2」の部分だけ選択し、黒く反転させます。
4、「2」が選択状態のまま、「Size」−「Subscript」を選びます。
5、表示が「10」という表示になるはずです。
6、「」が選択状態のまま、「Ctrl+↑キー」を何度か押します。そうしますと「」が上に移動します。
7、任意の場所まで上げたあと、Fileメニューから「Exit and Return to 文書」を選びます。
8、数式ダイアログは閉じ、画面左上に「10」が表示されています。任意の場所に移動してください。

 

 

Answer16
■Q16 適用ボタンを押すとアプリケーションがフリーズする
■A16 これはビデオアダプターの問題です。Matrox Millenniumを使用しているとこの問題は発生します。

別のアダプターを使用するか、最新版のドライバーに変更してからお使いください。

 

 

Answer17
■Q17 数式エディタの回転、テキスト化は可能か
■A17 現状と致しましては、数式エディタで作成されたオブジェクトの回転は不可能です。この問題は開発元でも確認しており、次のバージョンの修正項目として登録されております。

テキスト化につきましては、数式エディタの文字はパス化されていますので、それをテキスト化することは不可能です。

上付き、下付きなどを回転したい場合には、「ラベル」にて特殊文字を用いて入力してください。

 

 

Answer18
■Q18 グラフ上の小数点を固定にする方法
■A18 例えばY軸の値をワンクリックで選択し、その後右クリックをしてデータの数式の書式を選ぶと、そのときには1つの値しか選択されません。

よって、Ctrlキーで全ての値を選択後、「書式」−「テキスト」で数式の書式を「桁数固定」に選択し、小数点位に値を入れてください。(例:小数点以下第2位まで表示させたい場合には、小数点位に”2”と入力します)

この方法を使用すると、一括で変更されます。

 

 

Answer19
■Q19 2次関数以上の数式だと強制終了が発生する
■A19 DeltaGraphでユーザー定義で式を入力していると、強制終了が発生することがあります。これは、1次関数の定義式では発生しませんが、2次以上の定義式では発生します。

よって、対処方法としては、2次関数では「x^2」と書きますが、それを「x*x」と入力してください。「^」の記号を使わず、なるべく他の書き方にて対処してください。

 

 

Answer20
■Q20 日付の修正ができない
■A20 1、「軸」から「X軸」を選択し、「値」タブにてスケール最小値を変更してください。

2、[主目盛の幅]と[副目盛数]を自動にチェックしてください。その後、[適用]または[OK]を押下してください。

※[主目盛の幅]と[副目盛数]を自動にチェックする以外でも、設定する数字を1以外、例えば[主目盛の幅]を2、[副目盛数]を2に設定した場合も可能です。

 

 

Answer21
■Q21 対散布図で全ての項目でグラフが作成できない
■A21 DeltaGraphにデータをインポートした際、そのような現象が発生する場合があります。

例えば、
  X1 Y1 X2 Y2 X3 Y3
  10 1.2 15 5.6 20 10.1
  20 1.3 25 6.6 30 10.6
  30 1.9 35 7.9 40 15.9
  40 0.8 45 5.2 50 12.6
  50 0.9 55 4.1 60 11.2

このようなデータで対散布図を作ろうとすると、3つの凡例が出来なければいけないにも関わらず、2つの凡例しか作成されていない時があります。これは{X1,Y1},{X2,Y2},{X3,Y3}で従来作成されなければいけないのに、{Y1,X2},{Y2,X3}で作成されてしまったために発生します。

この時には、グラフギャラリーの「サンプルデータ」で対散布グラフの作成形式を見て頂くと判りますが、

  X1 Y1 X2 Y2 X3 Y3
 1 10 1.2 15 5.6 20 10.1
 2 20 1.3 25 6.6 30 10.6
 3 30 1.9 35 7.9 40 15.9
 4 40 0.8 45 5.2 50 12.6
 5 50 0.9 55 4.1 60 11.2

このように、「ラベル」と書かれている列にも文字もしくは値を入力してください。ただし、「ラベル」列に書かれた値は、グラフ上には影響を及ぼしません。